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研究の現場最新の生存学の研究をおとどけします
物語ること、応答すること——刑務所演劇の実践から
私は、刑務所で行われる演劇創作活動の実践を事例として、その活動に関わる人々の紡ぐ「語り」に着目した研究を行っている。刑務所で演劇を観劇するとき、持ち込めるのは顔写真付きの身分証明書とチケットのみである。荷物をすべてロッカーに預け、麻薬探知犬に足元を嗅がれ、複数名ずつ車に乗り込み、劇場 —普段は体育館として使われている建物—へ向かう。
一歩劇場に足を踏み入れれば、ギターの音色と珈琲の香り、そして高揚...
2025-08-01, 加藤このみ(立命館大学先端総合学術研究科院生/日本学術振興会特別研究員)
お知らせ
- イベントワークショップ センシティブな個人情報を含む記録の利用に向けて ―「触法精神障害者」をめぐる課題を中心に―(掲載日:2025年07月17日)
- イベント第51回大会アフター企画(主催:日本保健医療社会学会研究活動委員会、看護・ケア研究部会、共催:立命館大学生存学研究所)(掲載日:2025年07月14日)
- 募集情報第11回「生存学奨励賞」対象図書推薦の募集(掲載日:2025年07月07日)
- お知らせ障害学国際セミナー2025フロア参加者募集(掲載日:2025年07月01日)
- お知らせトークセッション 第3回「生存学の天窓」(掲載日:2025年05月27日)
- お知らせ『ブックマン・マーク:行動の軌跡』上映とラウンドテーブル(掲載日:2025年05月02日)
- お知らせ研究所書庫の見学記(「健康情報棚プロジェクト」代表・石井保志さん寄稿)を掲載 しました。(掲載日:2025年05月01日)
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